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限りない欲望とバベルの塔

昔、バベルの塔というゲームがあった。

内容は覚えていないが

とにかく天を目指すゲームだった。

 

高く。

どこまでも高く。

 

ファミコンという仮想現実の中で

僕は友達と熱狂していた。

さて。

人は本当に欲深いもので

欲望だけは尽きることがない。

 

あれも欲しい。

これも欲しい。

 

ところで、聖書によると

本当は人間は同じ言葉を

話したんだそうだ。

 

英語も中国語も日本語もない。

地球人全員が使える共通言語。

 

人間の欲望は尽きることはないので

人々は地球語で話し始めた。

 

協力してマンモスを狩ったように

協力して塔を作り始めた。

 

バベルの塔はそんな話。

 

高く。

どこまでも高く。

 

人間が力を合わせれば

神様の世界にたどり着ける。

その力を恐れたのは神。

僕はキリスト教やユダヤ教には

詳しくないから知らないけれど

全知全能と言われた神様が

ちっぽけな人間の力を恐れたんだとか。

 

そして人間が神の領域まで

塔を建設して登ってこられないように

人間から地球語を奪ったらしい。

 

英語がうまれ、中国語がうまれ

人は同じ言葉を話せなくなった。

 

意思疎通ができなくなり

争うようになった人間たち。

 

そうして今日の世界が作られている。

ざっくりそんな話だったと

ネット上には書いてあった。

そういえば中国のレストランで

冷たいビールを頼んだというのに

ぬるいビールしか出てこなかった。

なんて酷いレストランだ!

と思ったけど、よくよく聞いてみると

中国の人は食事の時に

冷たい飲み物は飲まないらしい。

 

ともかく、

ビールを冷やすか、

冷やさないかでさえ

意思疎通するのは大変。

 

神様の狙い通りに世界は分断されている。

 

人間の希望の星といえば

ずいぶんと安価になった翻訳機。

もうすぐ言語の壁が無くなりそうだ。

 

意思疎通が出来るようになり

人類が地球語を取り戻したら

どうなるんだろうか。

 

世界中に散らばるビルが

宇宙まで届く日が来るのだろうか。

 

尽きることがない人間の欲望と

高みを目指す人類の夢。

圧倒的に高いビルの数々を

眺めた中国の旅でした。

 

バベルの塔のゲーム、

本当に面白かったなぁ。

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