目標を達成できない理由
2017年が始まりましたね。
年始ということで正月に目標を立てた人は多いと思いますが、
ゴールに向かって順調に進んでいますか?
それとも、
まだ動き出せてなかったり、忘れてしまっていませんか?
「目標を持って生きよう」
学校などでも多くの人がそう言われて来たと思いますが、実際にそうしている人は少ない。
なので、もし動き出せていなくても、自分を責める必要はありません。
また、
聞くところによると多くの人が目標を立てたりするものの挫折してしまう原因は「目標を忘れてしまうから」だそう。
こんなデータもあります。
2007年にイギリスで行われた研究では、元旦に目標をたてた3000人を追跡調査した。
52%の人達が目標を達成できると自信を持っていたにも関わらず、目標を達成することができたのはわずか12%の人達だった。
2008年の目標と2009年の目標を比較した別の研究では、60%の目標が繰り返されていたことが明らかになった。半数以上の人が、連年同じ目標をたてて挫折しているのである。
なので、正月に立てた目標が思い出せない人は今が思い出すチャンスかもしれません。
僕は今から11年後の48歳の誕生日までに日本一のカメラマンになるという夢を持っています。
何をもって日本一なのか?
写真展の動員数や出版物の累計部数、
撮影のギャランティー、
ウェブサイトのアクセス数など
KPIと呼ばれる細かな指標も作ってあり、
それを達成するための行動を毎日チェックしています。
また、
年明けにGMOインターネットの熊谷正寿代表から
「一年単位での目標だと、あっちにいったり、こっちにいったりとブレてしまう」
と聞いたので、
熊谷正寿さんが35歳の時に作った55カ年計画を真似して僕も2069年までの夢と目標を作り始めました。
でも、
以前はこんなに明確ではありませんでした。
漫然とこうなったら良いなぁと考えているぐらいでした。
大切な目標は紙に書いて持ち歩き、毎日見返したほうが成功の確立が上がる事も知っていました。
でも、続かなかった。
そしてその度に自分を責めていました。
「なんて自分は意思が弱いんだろう・・・」
なんて具合に。
最近、日本を代表するような著名な実業家の方たちの姿を間近で見るようになりわかったことがあります。
それは彼らも同じ人間だということです。
・・・・浅い気づきですみません(笑)
でも、僕は彼らはスーパーマンだと思っていました。
普通の人間とはまるで違う手の届かない存在だと思っていました。
実際は違うんです。
「出している結果」は普通の人間に出来るものではないけれど、「毎日やっていること」は誰にでも出来ることであります。
2000年に開院してからわずか16年で全国に50院。年間100万人が来院する湘南美容外科を一から作り上げた相川佳之総括院長はこう言っていました。
「誰にでもできることを誰にも出来ないレベルでやる」
LEDの販売や経営者交流会パッションリーダーズ、電子雑誌の出版社と日本一の実績を3つも持つネクシィーズの近藤太香巳さんはこう言っていました。
「社長の僕が一番頑張らないといけない」
パーキンソン病と戦いながら会社を東証一部にまで上場させたダイヤモンドダイニングの松村厚久さんはこう言っていました。
「熱狂こそ生きる証し」
数千人を束ねる組織の長でありながら、
決してその地位に安住することなくチャレンジし続けているのです。
自分は成功しているとは決して思っておらず、まだまだ次の挑戦をし続けているのです。
その過程において僕らと同じように悩んだり、苦しんだりしているのです。
成長とは今の自分では出来ないことができるようになることです。
多くの人が目標を持たず、現状に甘んじて毎日を無駄に過ごしている中で悩みがあるというのは良いことです。
自分の能力に悩んだりするのは良いことです。
なぜなら、
それは自分と戦っている証拠。
自分との戦いに勝つ日もあれば、負ける日もある。それでも戦わなかった日よりは前進している。
だから、
そこにチャレンジした自分を許してあげて下さい。
あなたの今年の目標が達成されますように。
今日も読んでくれてありがとうございました!