カメラを向けられて「笑顔が出来る」のはプロのモデルだけ。

 

ピクニック日和の日曜ですね。

皆様はいかがお過ごしですか?

ボクは今日も大阪市内にある靭公園でのロケ撮影。

このブログを書きながらメイクが仕上がるのを待っています。

メイクが仕上がるのとブログが仕上がるのとどっちが早いだろうか・・・・。

それはさておき、

  • 「写真が苦手なんです」
  • 「ちゃんと笑えるか心配で」
  • 「写真写りに自信がない」

このようにおっしゃる方は多いんですよね。

そういった方に何故苦手なのかを詳しく聞いていくと

過去の体験から苦手意識を持っていることが多い。

それは他人にカメラを向けられた時に

「ホラ、もっと笑って」とか「顔カタイよ」と言われた体験だったり

写真に写った自分を見てイメージと違う・・・という体験をしていたり

もともと瞬き(まばたき)が多いために目つぶりの写真しか残っていなかったり

そんな写真にまつわるマイナスの体験から苦手意識が来ていることが多い。

 

でも、そうした体験を持っている人を美しく撮るのは実はカンタン。

そのマイナス体験を払拭してあげれば良いだけの事であります。

 

一番簡単なのは目つぶり対策。

これは単純にカット数を多めに撮れば良いだけ。

デジタルカメラの利点は何カット撮ってもコストがそんなに変わらないので

通常なら1シーンで50カット撮る所を100カット撮れば解決できます。

写真写りに自信が無くても大丈夫(^^)

次にちゃんと笑えるか心配な人。

これは僕からみると、これは普通の日本人はみんなそうなんです。

カメラを向けられて「ハイ、笑ってください」と言われて笑顔が出来る人・・・・。

実はそういった人は日本人には基本的には居ません。

いるとしたらプロのモデルだけ。

 

シャイではない韓国人などはカメラを向けられるだけでポーズをしたりします。

写真を飾る文化が根付いているアメリカ人もポーズを撮ることに対しての抵抗は少ない。

彼らにとって「自己主張すること」は当たり前の事なのです。

 

一方、日本人はそうではない事が普通です。

ポーズを取ったりするのは「なんだか恥ずかしい」という人が一般的。

なのに、なぜか写真を撮る側が「笑顔を下さい」と安易に求めてしまっているのです。

 

これはカメラマンがモデルばっかり撮っていて、被写体とコミュニケーションしながら狙い通りに動いてもらう技術、笑顔を引き出す技術が不足しているのであります。

簡単に言うと人を機械のように扱っているのであります。

だって笑えって言われたって笑えないでしょ。面白くもないのに。

 

笑えないことは撮られる側の責任ではない。

撮る側の責任です。

 

写真写りに自信が無い方、苦手な方は是非お任せ頂ければと思います。

きっと素敵に撮ってみせますよ(^^)

 

© 2024 takuho.jp