昨日の深夜ドライブを経て大阪店に戻ってまいりました。
外を散歩する人がちらほら。
ここ中之島バンクスは都心ですが穏やかな日曜日です。
雨止んで良かったです。
心が穏やかになると今日も良い一日になりそうです。
僕はポートレート(人物の肖像)写真の専門家ですが、
ポートレートといっても様々です。
ファッションポートレート。
家族写真。
経営者のプロフィール写真。
どれも同じ人物写真ですが、目的が違います。
一体誰のための写真なのか、何のためにプロに撮ってもらうのか?その理由も違うってことです。
ファッションポートレート。
廃ビルの前で撮影しました。全体的にグレーな背景だったので赤い洋服が映えますな。
ファッション雑誌に載せるための写真作品です。
クライアントは雑誌媒体の時もあるし、洋服メーカーの時もある。
ファッションポートレート写真の目的は大雑把に言うと洋服を売ること。
誤解を恐れずに言うと人物を魅力的に見せることではありません。
人物は洋服をよく見せるためのパーツです。
(もちろんクライアントが洋服メーカーの場合です)
家族写真。
寝っ転がってもらって上から撮りました。幸せそうな家族の瞬間です。
依頼をくださるのは一般の家庭です。
なぜ写真を撮るかというと、幸せな今を残したいから。
家族写真を撮る目的は思い出を作ること
そして経営者のプロフィール写真。
その目的は経営者を魅力的に見せることによって
会社の業績をアップさせることです。
ここで大切な視点があるのですが問題はその見せ方です。
おしゃれに見せれば会社にとってプラスに働くでしょうか。
それとも美しく見せれば会社にとってプラスに働くでしょうか。
ホストを経営してるならそうかもしれません。
けれどクライアントがコンサル会社だったらどうでしょう。
美しさより優先すべきものが他にある。
信頼感や仕事ができそうな感じの方が大切です。
何をするにせよ一体何のための写真なのか
目的はなんなのか。
それを見つめなおすことはとても大切なこと。
そんなことを考えた日曜日でした。
原点からズレないように仕事していきたいですね。
では良い休日を!