イベント写真を上手に撮影する3つのコツ

明日は会社の大切なイベント。前日の準備で社内はバタバタしています。

「おーい、ちょっとこっちに来てくれるか?」

「はい、部長。なんでしょうか?」

「明日のイベントなんだけどさぁ・・・お前カメラ係やってくれない?」

「え??ブチョー、本気ですか?自分も明日はお客様へのプレゼンとかで忙しいんですけど」

突然カメラ係を頼まれたあなた。

突然のことでどうすればよいか分からないけどとにかくやるしか無い・・・・

そんなあなたにプロカメラマンからのアドバイスをさせて頂こうとパソコンに向かっております。

今日は「後々使える写真」を撮るための方法をプロカメラマンの視点でお伝えします。

ちゃんと撮っておけばFacebookなどに使うだけではなくホームページや会社案内に差し込んだりすることも可能です。

では早速いってみましょう(^^)

イベント中、被写体の表情を注意して見るのはもちろんですが、手の動きなども気にしながら撮影するとGOOD!

イベント撮影のコツ① まずは主役が最高に引き立つように撮るべし

今日の被写体は(あ、そういえば、昨日もだった(^_^;))株式会社ネクシィーズの代表取締役社長の近藤太香巳さん。

せっかく写真を撮るならイベントの主役である講師の方を魅力的に見せるのは絶対に必要ですよね。

講演のテーマやイベントの目的にもよりますが、ビジネスセミナーやイベントの記録撮影はただ顔が写っていれば良いのではありません。「熱い講演」「熱い場」にふさわしい瞬間をキャッチしていきます。その場の何を伝えたいのか?を考えて撮影していきます。

カメラを構えたら被写体をよく見ていい表情をした時にシャッターを押します。シャッターチャンスをよく選んでいきしょう。コトバで言うとカンタンですがなかなか難しいです(笑)

 

会場の広さ、華やかさを伝えるためにシャンデリアを入れて撮影。

 

 

イベント撮影のコツ② 良く見せるために撮影する角度を考えるべし

イベントをする会場の全景なども必要になってくるかと思うのですが、できれば豪華で広い会場、しかも満員に見せたいですよね。

こちらは広い会場だったけど、円卓も一杯に並べられていて人が入ると狭く感じました。会場内に全部で200人ぐらいはいたでしょうか。この時はホントに満員でしたけど、もちろんそうじゃない時もあります。

こちらも事実をそのまま撮るのではなく、たくさんの参加者がいるように見える角度を狙って撮ったほうが運営者に喜ばれるのではないでしょうか。空席などがあったら画面から外しましょう(笑)

写真は伝える手段です。

伝えたいことにフォーカスを絞って(伝えたくないことは画面から外して)撮影するとうまくいきます。

同じ残すなら男性より女性の笑顔を残しておいたほうが華やかになります。

 

 

イベント撮影のコツ③ 参加者の「笑顔」が出るまで待つべし

ビジネスセミナーやイベントなどの撮影は普通に撮ると真剣な表情ばかり。当たり前といえば当たり前なのですが、参加者の皆さんは遊びに来ているわけではなく話を聞いて勉強したりしています。

なので笑顔が出ることは、ライヴなどのイベントに比べると少ないのですが、それもそのまま撮るのはあまり良くありません。こういった写真ばかりを並べると 「怖く」見えてしまうんですね。

なので「笑顔」の参加者の写真を残しておきましょう。ただし、基本的に皆さんは勉強しに来てますから実はシャッターチャンスが限られてるんです。なので笑顔が出る瞬間まで待ちます。 カメラを構えてじっと待つ・・・・・ゴルゴ13の気分です。 ここは少しばかり忍耐が必要です。

 

いかがでしたか?

念のためもう一度復習しておきましょう。

 

まとめ:イベントを上手に撮影する3つのコツ

①まずは主役が最高に引き立つように撮るべし

②良く見せるために撮影する角度を考えるべし

③参加者の「笑顔」が出るまで待つべし

 

やってみると意外に難しかったりするかもしれませんが、

繰り返しやるのが一番の上達の近道です。

まずは①から順番にやってみることをオススメします。

 

でも・・・・もし難しい場合はプロにお任せするのもひとつの方法です(笑)

 

 

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