モノを売るのではなく体験を売る

だいぶブログを書く習慣が身についてきたということでしょうか。

書かないと気持ち悪くなってきました。

という訳で朝から喫茶店のルノアールにてキーボードを叩いております。

 

 

あっそうそう。

そういえば今月の商業界で「エクスマ」が特集されています。

エクスマとはモノを売るのではなく体験を売るという考え方のマーケティング手法であります。

手法というより思想に近いかも。

提唱者の藤村正宏先生とは2005年に出会い、入塾。僕はエクスマ塾の12期生でありまして、現在60期ぐらいまであるそうです。

 

モノではなく体験を売るとはどういう事でしょうか?

例えばホテルを経営していたとしたら・・・

ホテルの経営者としては当然、部屋を満室にしたい。

その為に何をお客様に何を伝えて部屋を売るのか・・・が大切なわけですが

モノを売っているとはこういうことです。

  • 部屋の広さは100平米。
  • ベッドの幅は140センチ。
  • ミネラルウォーターが無料、新聞も無料
  • 有楽町の駅から徒歩5分
  • テレビは42インチ、衛星放送も無料
  • プライベートバーつき
  • 価格は一泊10万円

これで皆さんは欲しくなりました?

この部屋に泊まりたいと思いました??

 

なりませんよね(笑)

 

一方、体験を売るとは・・・

  • マリリン・モンローが新婚旅行で泊まったのと同じ部屋
  • 窓から見える夜景は最高で東京で一番の眺めとも言われる
  • ル・〝テタンジェ″国際料理賞を受賞したシェフが監修するディナーがついている
  • 価格は10万円

と言われたらどうでしょうか?

少し欲しくなりませんか?

 

モノ(スペック)にフォーカスするのではなく、

その商品やサービスによってどんな豊かな体験が出来るのか?

どんな風に生活に役立つのか?

どんな気分を味わえるのか?

そこを伝えていくことがビジネスにおいて大切。

 

何故なら現代はモノが余っており昔のやり方ではモノは売れないから。

 

そんなエクスマについてもっと知りたい方は

雑誌商業界を買って見てみて下さいね。

アマゾンでも売ってますけど、現在欠品中なので

僕は本屋で買いたいと思いまする。

 

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