今日は前回の記事の続き。
今では全国を飛び回って講演活動している松浦さん。
でも・・・
始めからそんな事ができていたわけではなかった。
取引先から値引き交渉されたり、苦しい下請け時代も経験した松浦社長。
どのようにして苦境を抜け出したのか?
パッケージマーケティングを提唱するまで
2002年に家業のパッケージ屋を継いだ松浦さん、、、始めはこう思っていたそう。
「すぐに捨てられるお菓子の包み紙。ウチの仕事なんて意味ないんじゃないだろうか。」
価格競争に巻き込まれていた会社。取引先からの値下げ要求。作っても捨てられる運命のパッケージ。自分の仕事に意味を見出せなかったそうなんです。
会場中を走り回る講演家の松浦社長。
講演が終わって会場全員と集合写真。全国から豆腐屋さんが250人ぐらい集まった。
そんな松浦さんが変わるきっかけになったのは師匠の藤村正宏さんとの出会いでした。師匠の藤村正宏さんが提唱しているエクスペリエンスマーケティングが彼の人生を変えた。(そういえばボクの人生も)
一番右が創始者の藤村正宏さん。ボクは2005年に塾に入塾。色んな事を教わってきた。一番左に松浦社長。
エクスペリエンスマーケティング、、、通称エクスマは「モノを売るのではなく体験を売る」という考え方がベースであります。もう誰もモノは欲しくない。モノを通じて得られる体験や感動や発見が欲しいのだという考え方。小売業の間では有名な雑誌「商業界」でも数十ページもの特集を組まれるほどの、旬なビジネス思想です。藤村正宏さんの著書も20冊ぐらいでている。
エクスマとの出会いで松浦社長はこんな風に考えるようになりました。
私たちはパッケージを売ってるんではない。
ブランドづくりのお手伝いをしているのだ。
講演のあと。1つずつ丁寧にサインに応える松浦社長。味のある字ですね。
師匠の藤村正宏さんのアドバイスもあって、パッケージで売上が上がったり、ブランドが出来上がったりした事例を毎日ブログに投稿し始めました。続けること2年。750個の事例をブログにアップした頃、念願だった出版という夢が叶ったそうです。
そうして出来たのがコレ。
売れるパッケージ5つの法則と70の事例
(書籍について見るにはこちら。アマゾンのサイトに飛びます。)
表紙の写真はボクが撮影させて頂きました。小売業や食品業の方には超おすすめの一冊です。
撮影後に控室で一緒にパチリ。魚眼レンズをつけて自撮り(^^ゞ
いかがでしたでしょうか??
松浦社長がずっと続けてきた地道なブログ更新。
今ではブログの記事数は1500記事を超えています。
まさに継続は力なりですね。
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