終戦後のモノが不足していた時代。
モノを持っている人が優位に立てた時代でした。
僕はその時代生きてはいませんが先代、先々代から聞いたところによると
誰もモノを持っていないから
それを持っているだけで飛ぶように売れたんだそうです。
昔はそれでよかった。
クリニック内の様子。清潔感があふれていました。僕も、ちゃんと整理整頓しようと思いまする。
けど、、、、今は時代が変わりました。
モノが余っているんです。
もう誰もモノは欲しくない。
受付でパソコンを打っていた女性。お客さんの治療情報などを記録しておく電子カルテ。今までは紙ベースだったことを考えるとスゴい進化です。当たり前のことですが。
どこの統計かは忘れましたが今は昔に比べて総事業所数が増えているんだとか。
人口が減ってるのに。
年々厳しくなる競争環境。
選ばれる理由が必要になってくるわけです。
昔に比べて選択肢が増えたら選ばれにくくなるのは当然ですよね。
受付でお出迎えしてくれた女性の働く姿。
体のどこかが痛くて病院を訪れた時に笑顔で出迎えられると嬉しい。
ビジネスとは価値の等価交換です。
お客様(病院では患者さん)はお金という対価を払ってサービスやモノを手に入れます。
一方、提供する側はサービスやモノの対価としてお金を得ます。
お金を払わずにモノを得る事は万引きという犯罪ですし
モノの価値を偽って高くお金をもらうと詐欺になります。
約束した価値をちゃんと届けるのは当たり前として
そこから選ばれるお店やサービスを作っていくためには
「プラスアルファ」が必要になってきます。
それにしてもオシャレなクリニックです。
歯医者さんはオシャレなところが多いけど、オシャレな内科ってあまりない気がする。それだけ競争環境が厳しくなってるんでしょうか。けど整形外科でここまでキレイなのは見たことがない。
僕のマーケティングの師匠の藤村正宏さんが言っています。
「ビジネスとは愛を届けること」
だとするとスタッフの笑顔は何にも勝るプラスアルファになるはずです。