「将来なんになる?→ビックになる。」と愛すべきバカが居なくなった

大学時代の親友で小口一真という男がいた。僕が9月6日生まれで彼は9月3日生まれ。同じおとめ座でバンド仲間。彼の口癖は「おまえ、大物だな」とか「おまえ、小せえな」。

 

ミュージシャンになるために上京していた僕と彼の共通言語は60〜70年台のロックアーティスト。

「将来は何になりたい?」

そう聞かれたら、彼の答えは迷いなく「ジョン・レノン」だった。

僕らが生まれたのが1979年9月。その翌年の1980年の12月8日にジョンは死んだんだけれども。

僕はドラマーだったから「スティーブ・ガット」だったんだけれども、彼の影響でいつの間にか「ボブ・ディラン」になった。

中学生や高校生の頃。将来どうしたいか?なんて分かってる友達はほとんどいなかったけど、とにかく「何でも良いから大物になりたい」そんな奴が多かったと思う。

とにかくカッコイイ生き方をしたかったんだと思う。

 

そんな若かりし頃から時間が経って、今34歳。周囲から「大物になりたい奴」が急にいなくなった。向こう見ずで計画性なんてなくて熱い。

愛すべきバカが急にいなくなった。

 

それなりに社会で役割を果たし、家庭を守る。みんな計画的に人生を設計しているし、着実に進んでいる。けれど大きいこと言う奴が居なくなった。

 

人生にチャレンジしている奴が減っている中、自分はどんな風に生きたいのか。僕は自分の思った生き方をしたいと思って頑張ってきた。胸を張って「努力した」と言える。

 

16歳の時にミュージシャンになるって宣言して18歳で上京。25歳で夢破れて地元徳島でカメラマンとして再出発し、31歳で大阪へ。今34歳。大阪でやっていけるという自信もついたし、徳島の2店舗もそれなりに上手くやれている。ある程度の実績も出してきたと思う。

 

俺は100%やりきったのか?そう聞かれると少しだけ迷いが出るかもしれない。

 

そんな事を思っていたら、逆立ちしても敵わない・・・シビれるほどカッコイイ人に出会った。それがネクシィーズの近藤太香巳さん。

2004年当時、最年少で東証一部上場させた実業家だ。判断に迷ったら「カッコイイか、カッコ悪いか」で決めてるという。正真正銘のホンモノ。

パッションリーダーズ大阪講演の仕事を頂いて撮影させて頂きました。もちろん自分も即時入会(笑)

 

そんな訳なので自分の生き方をハッキリと書いておくことにしました。

俺は大物になります。

自分の背中をみた後輩が「俺もあんな風になりたい」って憧れるような大人になります。

 

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