プロフィール写真は「美しい写真」を選んではいけない。

一枚の写真があなたの魅力を伝える事がある。カメラの事は意識していない。ふとした瞬間にこぼれた笑顔があなたの魅力を伝えることがある。この写真を見て、「お近づきになりたい」・・・そう思う人はいるでしょう。

エステティシャンのさゆり先生。兵庫県の相生市でラ・ジュネス山手倶楽部というサロンを経営している。

一枚の写真が職業を伝えることもある。白衣とバインダー。美容外科医か、エステティシャンか、そのあたり。文字はなかなか読んでもらえないけど、写真は多くの情報を一瞬で届ける事ができる。

それだけではない。一枚の写真でインパクトを与えることもある。

上と同じさゆり先生・・・・。

良いのかこんなん出して(汗)

そして、特に何も伝えない事もある。

要するに埋もれてしまう。これは避けたいところ。

誰か分からないけど、きれいな人。何の仕事をしているのか分からない。

良い写真とは?

ボクのところにはたくさんの経営者がプロフィール写真を撮りに来てくださっています。そして、皆さんに共通するのは「良い写真」を求めているという事。当たり前だけど。

でも、そもそも良い写真とは一体何なのか?

仕事で使う上での良い写真とはどんな写真なのか?

 

それは、あなたの事を美しい人と思ってもらえる写真ではない。あなたを一番美しく見える角度からとった写真でもない。

家族写真や思い出のための写真ならそれでも良い。でも、仕事で使う写真なのだから、仕事を頼みたいと思ってもらえる写真が一番なのであります。容姿の美しさが問われているのではなく、仕事を頼んで安心できるかどうかをあなたの顧客は知りたいのであります。

成功した自己演出とは

ちょっと振り返ってみて欲しい。

あなたが今使っているプロフィール写真。

あなたの事を知らない人がその写真を見て、どう思うだろうか。あなたの職業はイメージしてもらえるだろうか?あなたの事をどう思うだろうか?

文字で伝えられないイメージを伝えるのが写真の役割。ならばあなたは決める必要がある。あなたは市場にどう認知されたいのか?キレイな人と思われたい?それとも面白い人と思われたい?

「イヤイヤ、一枚の写真ごときで私の全てなんて伝わらないわ。」

そう思う人もいるでしょう。実際に会ったら違うのかもしれない。けど、会わないとわからないし、あなたの事を知った人全員と会うチャンスはなかなかない。そもそも興味が沸かないと会う気もしない。

だから、全てを伝える必要はない。でももっと自分の最初のイメージを大切にする必要がある。自分をどのように見せて始めのオファーを獲得していくのか。そこを徹底的に考えて頂きたい。あなたの事を知らない人にちゃんと自分を演出して頂きたい。

成功した自己演出とは目立つことでもない。口説きたいと思ってもらうことでもない。信頼してもらうことです。

プロフィール写真は美しい写真を選んではいけない。仕事を頼みたいと思える写真を選ぶべきであります。

もちろん、媒体によって良い写真は変わりますし、何枚であなたを語るのかによっても、選ぶべき写真は変わってきますけど・・・。それはまた今度書きますね。

 

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